まもなく出荷開始になりますキハ20系気動車の量産サンプルが届きました。
サンプルの為、製品版とは細部が異なる場合がございますのでご容赦ください。
まずは両運車のキハ20形200番台です。
こちらは首都圏色の寒冷地仕様です。寒冷地仕様は開閉式タイフォンカバー・スノープラウ・デフロスター(2灯のみ)が特徴です。
つづいて片運車のキハ25形200番台です。
こちらは一般色・1灯原型の暖地仕様です。タイフォンがスリット型になり、スノープラウとデフロスターは無くなります。
さらに郵便荷物合造車のキハユニ26形です。
こちらも同じく一般色・1灯原型の暖地仕様です。タイフォンの位置がヘッドライトを挟んで逆側になってます。
最後は特別ゲストのキハ52形0番台 小海線仕様です。
キハ52形はエンジンを2基搭載しているため車体が長くなってカッコいいです。
それではもう少し詳しく見ていきましょう。
一般色/1灯原型/暖地仕様と首都圏色/2灯/寒冷地仕様の比較です。
タイフォン形状の違い、デフロスター・スノープラウの有無などが確認できます。キハユニ26形はキハユニ25形同様、郵便室の仕分棚などのインテリアも再現されます。
前面・妻面ともに貫通扉渡り板が可動するのは今までの弊社気動車シリーズと同様です。
今回新規製作したオリジナルのDT-22A台車には排障器とスピードメーターが表現されています。画像のように製品版ではスピードメーターに色が入ります。
幅広い地域で活躍したキハ20形200番台・キハ25形200番台・キハユニ26形ですので、車両番号・所属標記・検査標記・製造銘板をお好みで取り付けられるよう付属しています。それ以外の表記類は取付済みです。
新規に製作された床下機器は、キハ22形とは若干趣が異なります。
裏側を見ると、ジョイントの両脇にATS車上子が確認できます。
キハ52-54をよく見ると、小海線の特徴でもある円錐型のタイフォンカバーとマーカー掛けにある車体番号板が確認できます。
デフロスターの形状もキハ20形とは異なります。キハ52-54には簡易列車無線アンテナも設置されてます。
新規製作の床下機器にはエアータンクのガードも取り付けられています。
裏側も新鮮です。エンジンを極限まで内側に取り付けることで機器箱をできるだけ忠実に再現しています。
キハ20形とキハ52形の車体比較です。これだけ長さが違います。
こちらの4タイプは只今店頭で展示していますので、ご興味のある方はぜひご来店ください。
まもなくキハ20形から順次出荷開始になります。
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- 1/80 scale, キハ20系