今回、国際鉄道模型コンベンション会場で発売された、TOYO-MODEL製東武8000系・5050系先頭車2連の霜取りパンタ車キットを少量ですが、店頭にて販売することになりました。

TOYO-MODEL製の東武8000系シリーズの歴史は古く、当時はパワートラック仕様で、床下機器も各自部品を買いそろえて完成させるキットでした。
今回のキットは車体断面などの基本部分は変更せず、先頭車の前面にある種別方向幕の形状(寸法)と、前照灯・尾灯取付部分がプレス表現からロスト製パーツの別取付仕様へ変更されました。また、前面3管ジャンパー栓・妻面床下の空気管等も付属し、モーター車の床板穴はキャノンEN22とカツミ、エンドウ製のギヤシステムを取り付けられるよう加工されています。

まず初めに、東武8000系初期車(冷房改造車)の4両基本キットです。

模型のプロトタイプは、初期の8101F~8127F編成の冷房改造車で、車体側面の方向幕は無く、車側灯も1個のタイプになりますので、塗装はセイジクリームになります。

車体側面に近い位置の手スリ穴を幾度もあける加工作業が大変なポイントですが、今回のキットは妻面の手スリ穴加工が施されていています。(屋根上配管等を取付する際は、穴あけ加工が必要になります。)

また、今回は初期車の特徴である、車体側面窓のフチRも少し大きく改良されていますので、後期車との見分けもはっきりとした表現になっています。

つづいて東武5050系2両先頭車キットです。

5050系は霜取りパンタを取り付けて、東武6050系と東武日光方面で活躍していた車両です。
こちらも同様に妻面手スリの穴あけ加工がされています。今回の5050系キットは少しリーズナブルな価格で販売を予定されていましたので、床下機器部品は付属しておりません。床下機器は発売を予定しておりますが、今のところは未定です。

今回の東武8000系・5050系シリーズのキットは今後、再生産が難しいと思われますので、是非この機会にお買い求めください。

東武8000系 初期車4両組立キット 新製品 販売価格 88,000円(税込)
(本体価格 80,000円) 在庫有り
東武5050系 霜取パンタ車2両組立キット 新製品 販売価格 55,000円(税込)
(本体価格 50,000円) 在庫有り