1/80 キハ40系「北海道」タイプの出荷準備に追われてブログの更新が滞ってしまいましたが、その甲斐あってようやくA-TYPEとB-TYPEが順次出荷開始となりました。

そこで今回は、A-TYPEとB-TYPEの意外と多い違いを、実際のモデルを使って紹介したいと思います。

まずはパッと見で分かるのが屋上水タンクです。A-TYPE(初期タイプ)は角型、B-TYPE(量産タイプ)はかまぼこ型になります。

前面を比べてみるとあまり違いが無いように見えますが、タイフォンの大きさがB-TYPEでは僅かに小型化されています。排障器(スカート)の形状も若干違い、ジャンパ栓受けと放送用ジャンパ栓の形状や位置も微妙に異なります。

側面を見てみると、分かりやすいところで台車が異なりA-TYPE(上)は新規製作のDT-44、B-TYPE(下)はエンドウ製DT-44Aです。その他、床下空気タンクの取付方向、点検蓋の外枠の有無、エンジン横の吸気口の形状などに違いがあります。

2次側の側面を見てみると、トイレ横の窓がA-TYPEは小窓になっているのがわかります。さらに細かなところでは、乗務員扉の取っ手の形状、ドアレールの有無、梯子の配置などが異なります。付属のタブレットキャッチャー保護網目板は、A-TYPEでは乗務員扉へは取付けないのが基本になります。

こちらはA-TYPE、B-TYPE共通になりますが、できる限り作り込んだ運転席をアップで紹介します。

おかげさまでB-TYPEは完売となりましたが、A-TYPEはまだ若干在庫がございます。

両タイプともご予約順に順次出荷させていただいておりますので、既にご予約されている方にはご用意が出来次第連絡させていただきます。よろしくお願いします。

製品詳細

国鉄 JR キハ40系 北海道タイプ

U-TRAINSでは初の1/80シリーズ気動車第1弾としてキハ40形気動車を製作いたします。今回は酷寒冷地仕様の北海道タイプを製作いたします。1/45で製作した資料をさらに改良し、1/80シリーズでは再現されなかった床下エンジン部、機器床梁をできる限り忠実に製作いたします。