1/45 国鉄 24系 特急形寝台客車
24系寝台客車は14系寝台客車を分散電源方式の騒音・保守管理の問題から再び集中電源方式に戻されて、徹底した防火対策を施し、昭和48年から5形式115両が製作されました。 U-TRAINSでは皆様の青春時代に多くの夢を乗せて走ったブルートレインの思い出を、少しでも多くのお客様の心の中に残して頂こうと思い製作いたしました。懐かしい3台寝台ベットとベットの折りたたみ式ハシゴも忠実に再現。室内の照明システムは昼光と夜行の照明演出が選べるのも夜行列車の醍醐味です。 製品はお好きな形式をご予算に合わせて購入頂けるように、すべての形式を単品販売方式にさせて頂きました。
第1弾発売アイテム オハネフ24形・オハネ24形 3段寝台特急客車
24系寝台車は1973年から新潟鉄工所・富士重工・日本車輛で製作されました。1973年(昭和48年)向日町運転所に新製配置されて関西~九州間の「あかつき」・「彗星」に使用され、その後、1975年3月10日のダイヤ改正により24形は向日町運転所(大ムコ)から全車品川客車区(南シナ)に移り、東京口のブルートレインで活躍しました。その後、青森に移って「ゆうづる」として活躍しました。


完成品
オハネフ24 | 本体価格 225,000円+税 |
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オハネ24 | 本体価格 198,000円+税 |
キット
オハネフ24 | 本体価格 108,000円+税 |
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オハネ24 | 本体価格 98,000円+税 |
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- 寝台部分は長編成を考慮して、客車の自重の軽量化を図るため、寝台ベッド部分はすべて当社の関連工場で新規に製作し、当社の10系寝台車より30%の軽量化を実現しました。
オハネフ24形・オハネ24形の照明システム
夜行列車の雰囲気をより楽しんでいただく為に、今回は寝台ベット側と通路側の照明を切り替えて、夜行列車の走行シーンを演出できます。車側方向幕・客扉上の「B寝台」看板も点灯致します。
「寝台車に乗って眠れない時は、通路で夜景を見て、夜が更けるのを過ごした思い出が浮かびます。」
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- 寝台側と通路側を点灯時の照明シーンの演出。
- 通路側の廊下の照明だけを使用した時の照明シーンの演出。
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- 室内灯基板は通路側と寝台側を個々に製作し、側面方向幕・客扉上の「B寝台」看板も専用LEDで点灯します。
- 室内灯は床下スイッチで個々にON / OFFが行えます。
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24形の妻面幌はシリコンゴムを成型して製作しています。連結時にはホロは密着しませんが、1/45シリーズにおいてロストワックスでは質感の表現が不可能でしたので、今回の24系はこのタイプを採用しました。
第2弾発売アイテム カヤ24形・カニ24形 電源車
24系客車は昭和48年10月のダイヤ改正により118両が向日町運転所に配置されました。集中電源方式のマヤ24形を先頭に、関西-九州間の「あかつき」・「彗星」に使用され、マヤ24形は1974年ごろから荷物輸送などの関係で業務室を荷物室に変更したため、全車10輌すべてを高砂工場でカヤ24形へ形式を変更されました。カヤ24形9~25は車輌前面裾のマイクロスカートが撤去されて製作されました。今回製品化にあたっては1~8番のタイプを製作いたしました。
カニ24形は24系客車が24系25形に変更とともに登場した電源車です。外観は白帯からステンレスの銀帯に変更され、車体長もカヤ24形より1.5メーター長くなり、荷物室と乗務員室が設置されました。台車はカヤ24と異なりTR66Bを使用していますので、今回は台車を新規に製作いたしました。


完成品
24系電源車 カヤ24 (1~8) | 本体価格 260,000円+税 |
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24系電源車 カニ24形0番台 U-TRAINS STATION 限定品 | 本体価格 268,000円+税 |
キット
カヤ24形 電源車 | 本体予価 125,000円+税 |
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カ二24形0番台 電源車 U-TRAINS STATION 限定品 | 本体予価 128,000円+税 |
電源車のカヤ24は1~8番のタイプを製作いたします。屋根の4基の冷却ファンが回転いたします。製品はDC仕様で販売いたします。
- カヤ24・オハネフ24の前面部分は0.6mm厚真鍮製一体プレス製になり、3面体の美しいフォルムを演出しています。
- 深い屋根カーブは実写を測定し、屋根のラインも忠実に表現。客窓はすべてプレス加工を行っています。
- AU-76型クーラーは冷却ファンも表現しています。
カヤ24形の前面先頭部のプレス絞り型を新規製作し、電源車の魅力である屋根の冷却ファンの回転駆動回路と駆動装置の開発にかなりの時間を費やしました。冷却ファンの回転方向は列車の進行方向にかかわらず、4基のすべての冷却ファンが逆時計方向・低速スピードで回転致します。冷却ファンは第一エンジン用と第二エンジン用を個々に停止するスイッチを装備しており、実車のイメージを最大限に演出しました。冷却ファンはプラスティック成型品で製作しました。
![]() 冷却ファンは列車進行方向に関係なく、反時計回りに低速スピードで回転いたします。冷却ファンは第一エンジン側と第二エンジン側と個々に停止させるON/OFFスイッチを装備しています。 |
![]() 屋根のファンデリア・フィルター部分もプレス加工とエッチィング・ロスト部品で忠実に表現。 |
24系電源車の第二の魅力は、各車両に電気供給を行う為に2基の発電用ディーゼルエンジンを搭載していることです。モデルではDMF31ZGを忠実に製作しました。現在のカニ24に搭載されている発電機はすべて新型タイプに交換されているためDMF31エンジンの資料集めに苦労していたところ、色々と資料を確認していたらDD13形ディーゼル機関車が同系列のエンジンを搭載している事が判明しました。そこで当社のスタッフが小坂鉄道に出かけてDD13形のDMF31エンジンを撮影してきました。その他、カヤ24に詳しい写真をお持ちの方に協力していただき、多くの時間を費やして完成に至りました。
![]() DMF31エンジンです。 |
![]() 小坂鉄道に保管されている国鉄DD13と同型です。 |
![]() やっとの思いでDMF31ZGディーゼルエンジンとDM95発電機が完成しました。 |
![]() 荷物室はエンジン室と仕切り、片隅には消化用炭酸ガスボンベも製作しました。 |
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カヤ24形電源車が客車の最後尾に連結されている時は、テールライトの赤いランプと蛍光灯色に光る愛称板が遠おくに消えていく印象が多いですが、窓の後ろに見えるエンジン駆動用の配電盤のイルミネーションのランプも一緒に見えるイメージもモデルで演出しました。
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![]() エンジン駆動用配電盤です。 |
カニ24形0番台完成品 U-TRAINS STATION 限定品
昭和50年頃は24系編成にカニ24形銀帯が「富士」「はやぶさ」等で使用されていました。 今回はU-TRAINS/STATION限定品としてカニ24形0番台銀帯タイプ完成品を少量生産いたします。24系客車が品川客車区に転属後、電源車としてカニ24形0番台銀帯が編成に組み込まれていた東京駅発着のブルートレイン編成を組まれる時にお使いください。カニ24形は車体にステンレス帯材を取付しています。室内はカヤ24形には無い、荷物を取扱う時に使用した車掌業務室が再現されています。
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第3弾発売アイテム オロネ24形・オシ24形
24系は今回の発売で6形式になり、24系3段寝台車の編成がそろいます。
オロネ24形0番台
オロネ24形A寝台車は、オロネ14形と同じ開放室2段寝台のブルマン方式を採用しています。模型では実車と同様寝台中央に通路を設け、2段ベット用のはしごを取付けています。また、車端部の喫煙室・乗務員室等を忠実に再現し、客窓にはカーテンを表現して他の車両よりハイグレードな雰囲気を演出しています。
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最終段階の組立を行っています。完成時には妻面幌も付きます。今回は寝台を組み立てたスタイルで模型化しました。シートは軽量化を図るために特注プラスティックを使用しています。 |
オシ24形0番台
オシ24形0番台は1973年に新潟鉄工所で5両製作されました。基本的な構造はオシ14形と同じですが、社内の飾り棚・椅子・食堂の仕切りに使用されている扉は防火対策もあり、アルミ製材料に変更されています。今回はカヤ24形電源車と同じコンセプトで室内インテリアを作り、ブルートレインの魅力を閉じ込めました。
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完成品
オロネ24形0番台 A寝台車 | 本体価格 215,000円+税 |
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オシ24形0番台 食堂車 | 本体価格 220,000円+税 |
キット
オロネ24形0番台 A寝台車 | 本体予価 100,000円+税 |
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オシ24形0番台 食堂車 | 本体予価 110,000円+税 |
編成図
24系 標準編成 (向日町) 「あかつき4号・3号 / 彗星4号・1号」

基本編成

付属編成
24系 出雲編成 (品川) 昭和50年3月10日改正

基本編成

付属編成
24系 ゆうづる (青森) 昭和51年10月1日改正

基本編成

付属編成
24系 あけぼの (秋田) 昭和51年10月1日改正

基本編成
※カニ24を使用している時期もありました。

付属編成
製品の仕様・発売時期は予告なく変更する場合がございますので、ご了承ください。