キハ35形300番台和田岬線サンプル展示中

大阪亀屋限定品のキハ35-301+キクハ35-301 和田岬線の量産品サンプルを展示中です。

　キハ35形が運用されていた非電化時代の和田岬線は、兵庫駅から和田岬駅間2.7kmの1駅間のみというかなり特殊な路線でした。ホームも片側しかないため、ホームの無い側のドアは非常用の一箇所を残して撤去されているのが大きな特徴です。勾配の無い線区のため2両編成のうちの1両はエンジンが撤去され形式名がキクハ35形になりました。平日は6両、休日は2両で運用されていたようです。

キクハ35側の前面です。ドアが撤去された部分が異彩を放ちます。無線アンテナもヘッドライトの横に取り付けられ、排煙口がふさがれているのもポイントです。サンプルのキクハ35-301は前面補強板がありません。その他、キクハ35に前面補強板の付いたキハ35-303+キクハ35-303とキハ35-304+キクハ35-304が製品としてラインナップし、6両編成や4両編成も可能になっています。