東急電鉄株式会社商品化許諾済

 東急5200系は日本初のステンレスカーとして1958年(昭和33年)に登場しました。当初は3両編成で東横線に入線し、その後中間パンタ車1両が増備されて4両編成になりました。
 今回U-TRAINSで製作するのは、1973年(昭和47年)に車体側窓更新工事によりユニット窓化されて以降のタイプになります。大井町線から東横線に転属し、さらに大井町線に戻ってしばらくして車体台枠工事により車体裾のコルゲーションが撤去され、最後に配属された目蒲線で晩年まで活躍したそれぞれの時代の5200系を忠実に製作いたします。
 U-TRAINSで2017年に発売した旧5000系大井町線仕様・目蒲線仕様と合わせて楽しめる時代設定を行いました。是非、お手持ちの東急旧5000系青ガエルと並べてお楽しみください。

ステンレス車体のコルゲーションにこだわりました。

 東急5200系は1958年(昭和33年)に東急車両で製作された日本初のステンレスカーです。外板にステンレス鋼を使用し、車体には多くのコルゲーションが使われております。模型ではこのコルゲーションを美しく再現するとともに、先頭車の前頭部にみられるステンレスの継ぎ目も、上から重ね合わせている実車のイメージを表現いたします。

 5200系の前面マスクは精密なロストワックスで製作いたします。前面窓下のコルゲーションはロストワックスに塗装した場合、ステンレスの塗装表現がクリアに再現されないので、エッチィングのコルゲーションボードを前面ロスト部に半田付けして製作いたします。東急5200系は南海6000系と同じ時期に東急車輛で製作されていますので、当社で次期製作予定の南海6000系も同様にコルゲーションにこだわります。

完成品

東急5200系 大井町線

東急5200系 大井町線5連 完成品【1978年頃】

税込価格 478,500円(税込)
(本体価格 435,000円)

  • デハ5202前面コルゲーション撤去・車体側窓ユニット窓化後の時代を製作いたします。
  • 前照灯は1灯・乗務員扉窓はHゴム仕様。前面窓グレーHゴム・車体側面窓黒Hゴム・客扉は小窓フラットタイプ。SR列車無線アンテナ取付後の姿になります。
  • 大井町線5連セットにより、先頭車には前面方向看板に付く「2桁の運行番号表」と、「戸閉非扱装置」を取り付けます。
  • 大井町線5連セットに併結しているデハ5117は屋根に雨トユが取付けられている仕様になります。
東急5200系 東横線

東急5200系 東横線4連 完成品【1979年頃】

税込価格 379,500円(税込)
(本体価格 345,000円)

東横線 5050+5054 完成品【1979年頃】

税込価格 225,500円(税込)
(本体価格 205,000円)

  • このタイプは上の大井町線5連完成品セットからデハ5117を外して4連基本編成にした仕様です。
  • 東横線で4連+2連(デハ5054+デハ5050)の6連で活躍した編成が再現できます。旧5000系のデハ2連セットは別売いたします。東横線では1979年~1980年11月まで活躍しました。
  • 方向幕は「渋谷」と「桜木町」の2種類を製作します。
東急5200系 大井町線晩年

東急5200系 大井町線晩年5連 完成品【1984年頃】

税込価格 478,500円(税込)
(本体価格 435,000円)

  • 1981年から再び大井町線に復帰し、1983年に前照灯が2灯になります。このタイプでは、その後の台枠更新による車体裾のコルゲーションの撤去・戸袋窓のユニット窓Hゴム化・乗務員ドア変更後のスタイルを製作します。
  • 中間にデハ5117を編入した編成ですが、1978年頃のデハ5117と違い、このタイプでは屋根の雨トユを撤去し、客扉上に水きりを取り付けた晩年の姿を再現します。
東急5200系 目蒲線

東急5200系 目蒲線3連 完成品【1985年頃】
U-TRAINS 限定品

税込価格 313,500円(税込)
(本体価格 285,000円)

  • 大井町線の営業運転を1985年6月に終えて、3両編成になって目蒲線で最後まで活躍しました。
    U-TRAINSで2017年に発売した旧5000系3連目蒲線編成と一緒にお楽しみください。
デハ5117

大井町線 デハ5117 完成品 【1978年頃】
U-TRAINS 限定品

税込価格 99,000円(税込)
(本体価格 90,000円)

大井町線晩年 デハ5117 完成品 【1984年頃】
U-TRAINS 限定品

税込価格 99,000円(税込)
(本体価格 90,000円)

デハ5117の大井町線と大井町線晩年の2タイプを単品販売いたします。
他社製の東急5200系などと組み合わせてお楽しみください。

  • 大井町線(1978年頃)のデハ5117は屋根に雨トユが取付けられている仕様になります。
  • 大井町線晩年(1984年頃)のデハ5117は屋根の雨トユを撤去し、客扉上に水きりが取り付けられております。

製品の仕様

  • 動力はキヤノンLN-12モーターとエンドウ製MPギヤを先頭車とデハ5117中間パンタ車に搭載いたします。
  • 室内照明には走行時にチラツキを防止する回路を搭載したU-TRAINS製オリジナル基板を採用し、前照灯・テールライト・前面の行先看板の点灯および、モータースイッチオフによる線路上で編成車両を停止した照明演出が楽しめます。
  • 車体はエッチィングを主体に製作し、ユニット窓の表現はプレス加工を行って実車のイメージを表現いたします。
  • デハ5201とデハ5202の屋根上SR列車無線アンテナの配管は忠実に作り分けしております。
  • 床下機器、連結面ジャンパ線は旧5000系と同レベルで製作し、さらに床下機器箱の配管、床下梁も表現いたします。

大井町線と大井町線晩年のデハ5201の比較です。戸袋窓・乗務員扉・ヘッドライトの違いを作り分けています。

大井町線の先頭車デハ5202の床下には、ホームからはみ出た客扉を開けないように検知する戸閉非扱装置が設置されています。

デハ5054では屋根のベンチレーター塞ぎ板を再現しています。運転台も可能な限りディティールを作りこんでいます。

大井町線と大井町線晩年を比較してみると、晩年では雨トユが撤去されて客扉の上に水切りが設置されています。

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