キハ22形気動車 JR仕様 弘南鉄道 キハユニ25

　キハ22形気動車シリーズ第３弾では、JR北海道になって活躍したJR北海道カラーのキハ22形700番台ワンマン仕様と、函館本線で最後まで活躍したキハ22-298（函ハコ）首都圏色を製作いたします。この晩年タイプは、車体側面に後付けの縦トユが取り付けられているのが特徴です。

　また、今回はキハ22製作当初から多くのお問い合わせをいただきました郵便合造車のキハユニ25-1（国鉄/一般色）とキハユニ25-7（国鉄/一般色）及び、私鉄シリーズとして弘南鉄道に譲渡されたキハ22-30を限定商品（U-TRAINS/天賞堂限定品）として製作いたしました。

完成品

キハ22形気動車 JR仕様

　キハ22形後期9個ベンチレータータイプをワンマン改造したのが700番台です。縦ドイと車外スピーカーが外付けされ、ヘッドライトは2灯ひさし付に変更されているのが特徴です。キハ22-704とキハ22-706は改造元車の仕様が異なるため、同じ9個ベンチレーターでも配列が逆になっています。
　今回の製品化では「ワンマン」サボをあえて取付けず、函館近郊でのキハ40系北海道カラー・キハ22首都圏色との併結運転を考慮したスタイルにしています。

　キハ22-298は後期形タイプ(246～317)に属し、プレス平板タイプの客扉・9個ベンチレーターという仕様になっています。今回はJR北海道仕様のキハ22-298「函ハコ」をモデル化し、縦トイの設置、ヘッドライトのひさし付き2灯シールドビーム化、JR無線アンテナの装備などが施された首都圏色晩年のスタイルを忠実に模型化しました。晩年は函館本線函館近郊でキハ40系と併結して活躍しました。

キハユニ25形 郵便合造車

　キハユニ25形は、キハ20系バス窓仕様では唯一の郵便合造車で、キハ21形を片運転台化し、荷物室、郵便室のほか半室を客室構造にしています。キハユニ25形トップナンバー キハユニ25-1のモデル化にあたり、国鉄全盛期と晩年仕様の2タイプを一般色で製作しました。「国鉄全盛期」は1灯ヘッドライト・複線用スノープラウ・DT19台車仕様、「晩年仕様」は2灯シールドビームヘッドライト・AW5蝶番形タイフォン・DT22台車仕様で製作しています。

　キハユニ25-7はキハユニ25-6の廃車にともない急遽製作されたため、唯一キハ22形に準じた設計となり、前面窓・タイフォン・客室窓の位置が高く、バス窓でないという特徴的な車両になっています。今回は1灯ヘッドライト、複線スノープラウを取り付けた一般色国鉄時代を製作いたしました。

各タイプの製作にあたり、運転室内の機器、郵便室、荷物室インテリアまで忠実に模型化いたしました。

キハユニ25-1は、「札トマ」DT22台車/AW5蝶番タイフォンを搭載した晩年仕様と、国鉄全盛期に活躍した原型1灯前照灯・DT-19台車タイプを製作しました。

キハユニ25形 郵便合造車 首都圏色

　キハユニ25形の首都圏色が欲しいというご要望をいただき、キハユニ25-1・キハユニ25-3の首都圏色仕様を製品化いたしました。また今回U-TRAINSで初製品化となるキハユニ25-3では一般色もラインナップいたしました。

キハユニ25-1 首都圏色

完成品　U-TRAINS/天賞堂限定品

キハ22形気動車 上砂川線仕様・弘南鉄道

　U-TRAINS/天賞堂限定品として、上砂川線仕様と弘南鉄道で活躍したワンマン改造されたキハ22を製作いたしました。どちらも「ワンマン」サボ、デッキ部分のワンマン機器を再現し、ワンマン改造後のスタイルを忠実に再現しております。
　上砂川線仕様のキハ22-701は、客扉横のウズラのイラストや車体上部のラインカラーなど、通常の北海道色とはまた違った特色が楽しめます。
　弘南鉄道のキハ22-30（キハ2230）は、ベースになっている６個ベンチレーターの前期型特徴を色濃く残しておりますが、トイレ及び床下水タンクの撤去、弘南鉄道特有の列車アンテナ、側面の社紋など、地方鉄道ならではの特徴が魅力になっています。

キット

• キハユニ25-1キットは部品関連を一部変更した関係で価格を変更させていただきました。
• キハユニ25-1は1灯時代と2灯シールドビームの両タイプの前照灯と蝶番タイフォンを付属
• キットには床下機器(組立済)・前照灯/室内灯LED基板・郵便荷物室インテリア・客室椅子付属

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